症例報告


脊柱管狭窄症手術後より始まった左下腿部の感覚鈍麻と左足底部の痺れに関する改善効果

【患者】60代前半、女性。

【主訴】左ふくらはぎの感覚が感じない、左足が痺れている。

【既往歴】-

【現病歴】約3年前より腰部から両下肢に痛みを感じるようになり、2020年11月に近医整形外科にて脊柱管狭窄症と診断。脊柱管狭窄症の内視鏡手術後より左下腿部に感覚鈍麻症状が発症。

【現症】脊柱管狭窄症手術後から左下腿部に感覚麻痺症状が出現。特に触覚と温覚が鈍く、入浴時の下腿部の熱感を感じない。触覚は微かに触れられている程度に感じるとのこと。左足底部に痺れが有り、歩行器無しでの歩行が困難。間欠性跛行有り。

【治療内容・方法】本症例は、左下腿部から足底部にかけて感覚鈍麻症状を訴えており、担当医師による術後検査にて神経異常なしとのことにより、左下腿部の血行不良が要因と考えた。初めに触察にて左膝窩部の筋緊張を確認し緩消法を約2分施術。結果、主観により触覚が2割改善したとの報告を受けた。次に左腸骨稜筋付着部付近の筋緊張箇所に緩消法を約3分施術。下腿部の血行不良の要因として腰部の筋緊張と考え、第4腰椎(以下、L4)・第5腰椎(以下、L5)の高位に対する腰部の筋緊張が考えられるためL4・L5の高位に対する腰部側面の筋緊張部位に緩消法を約20分施術。結果、主観により足に血液が流れてくる感覚や患部に温かみを感じ、触覚が4割改善し、足底部の痺れが5割改善したと報告を受けた。歩行器具なしでも歩行時の安定感があり院内での歩行に成功した。


視界不良を伴う頚部慢性痛に関する改善効果

【患者】50代前半、女性。

【主訴】首が痛い、目がぼやけて見える、めまいがする。

【既往歴】脳梗塞(2019年9月)、高血圧、高コレステロール血症。

【現病歴】1年程前から頚部・肩背部の慢性痛を感じ、半年程前から息苦しさ、ふらつき、視界不良、眩暈、全身の倦怠感を強く感じるようになってきた。鍼灸接骨院にて週に3回鍼灸とマッサージを受診。鍼灸、マッサージ後に強い痛みと強い倦怠感が出るが、知人の紹介により継続しているが効果なく、通院前に比べ悪化しているとのこと。近医整形外科にてMRI画像診断により、頚椎ヘルニアと診断。

【現症】頚部の関節可動域制限は無いが、頚部伸展・左回旋時に右頚部の痛みが増大。触察にて頚部に筋緊張を確認。

【治療内容・結果】本症例は、1年程前より頚部の痛みを訴えており、頚部を目視しても組織損傷が確認できないため、頚部を触察し頚部の筋緊張を確認し痛みの要因は頚部の筋緊張と判断。また、半年程前より視界不良や眩暈などの症状を訴えており、頚部内頚動脈周辺部の筋緊張による血行不良が要因と考えた。初めに頚部伸展動作時に痛みを訴えている後頭骨筋付着部付近の頚部筋緊張疼痛部位に緩消法を約1分施術。結果、痛みが10から7(NRS改変)に小さくなった。次に右胸鎖乳突筋停止部付近の筋緊張疼痛部位に緩消法を約2分施術。結果、痛みが10から5(NRS改変)に小さくなった。また頚部の筋緊張の要因として第1腰椎(以下、L1)・第2腰椎(以下、L2)の高位に対する腰部の筋緊張が考えられるためL1・L2の高位に対する腰部側面の筋緊張部位に緩消法を約20分施術。結果、頚部の痛みが10から2(NRS改変)に小さくなった。主観により、息苦しさが無くなり、視界がはっきり見えるようになったとの報告を受けた。


ダンスにて負傷後1年続く右膝の痛みに関する改善効果

【患者】40代前半、女性。

【主訴】右膝が痛い。椅子から立ち上がる時に右膝の内側が痛い。

【既往歴】-

【現病歴】2019年9月にダンスの練習にて右膝関節を負傷し近位整形外科を受診。複数回ヒアルロン酸注射を行ったが痛みに変化なく、その後整骨院にて電気治療を行うも症状に変化なく痛みが強くなっている。

【現症】近位整形外科の検査により、骨・靭帯損傷など無いと確認。自動運動にて右膝関節屈曲約90°で痛みが出現。右鵞足部付近に筋緊張及び圧痛あり。椅子からの起立動作により臀部離床期に右膝関節内側部に痛みが出現。本人の主観により、右膝窩部に強い張りを感じるとのこと。

【治療内容・結果】本症例は、約1年間に及び右膝関節の痛みを訴えており、近位整形外科の診断により骨・靭帯損傷など無いと確認し、目視にて右膝関節周辺部に組織損傷が確認できないため、痛みの要因は右膝関節周辺部の筋緊張と判断。初めに右膝関節屈曲動作時に痛みを訴えている右大腿直筋遠位筋腹部付近の疼痛部に緩消法を約1分施術。結果、右膝関節屈曲動作時の痛みが10から6(NRS改変)に小さくなった。次に右鵞足部周辺の筋緊張を確認し圧痛部に緩消法を約1分施術。結果、施術開始時の右膝関節屈曲動作時の痛みが10から0(NRS改変)に消失した事が確認でき、椅子からの起立動作による臀部離床期の右膝関節内側部の痛みも消失した事が確認できた。また、右膝関節周辺部の筋緊張は腰部の筋緊張が関係していると考え、第4腰椎・第5腰椎の高さの位置に対して腰部側面より緩消法を約25分施術。結果、押圧深約2.5cmの筋弛緩を確認し本人主観により、右膝窩部の強い張り感が無くなったとの報告を受けた。


3年間続く左肘関節の痛みに関する改善効果

【患者】60代前半、女性。

【主訴】左肘を曲げると痛い。

【既往歴】-

【現病歴】2017年頃から左肘関節に痛みが発症。2019年12月に近位整形外科にてブロック注射を1回行ったが痛みに変化なし。

【現症】左肘関節の関節可動域の制限は無く、自動運動にて左肘関節屈曲約90°で痛みが出現し、左肘関節90°屈曲位にて抵抗を加えると痛みが増加。かばんを持ち上げる動作や掛け布団を持ち上げる動作で痛みが出現。

【治療内容・結果】本症例は、3年前より左肘関節痛を訴えており、左肘関節周辺部を目視して組織損傷が確認できないため、痛みの要因は左肘関節周辺部の筋緊張と判断。初めに痛みを訴えている左肘関節周辺部を触察した結果、左上腕二頭筋停止部付近に筋緊張を確認し緩消法を約2分施術。結果、左肘関節屈曲動作時の痛みが10から6(NRS改変)に小さくなった。次に左肘関節周辺部の筋緊張及び疼痛部位を確認し緩消法を約2分施術。結果、施術開始時の左肘関節屈曲動作時の痛みが10から2(NRS改変)に小さくなった。また、左肘関節周辺部の筋緊張は腰部の筋緊張が関係していると考え、第2腰椎の高さの位置に対して腰部側面より緩消法を約20分施術し結果、押圧深約2cmの筋弛緩を確認し、施術開始時の左肘関節屈曲動作時の痛みが10から0(NRS改変)に消失した事を確認できた。また、左肘関節90°屈曲位にて抵抗を加えた時の痛みの消失も確認できた。本症例により、3年間継続していた左肘関節の痛みに対してブロック注射では痛みに効果がなかったが、緩消法にて疼痛部位の筋緊張を弛緩することによって短時間で痛みが改善することが確認できた。


①30代:女性

主訴:腰痛

仕事が在宅ワークに変わり右腰に強い痛みを感じたとの事。横に寝ている時、立ち上がり時に痛みが強く出ているとの事。痛みが出ない範囲で動いてもらい腰部に緩消法を行い、痛みが10→5に変化。痛みが出る動きの中で痛い箇所を教えてもらい、患部に緩消法を施術。その後痛みが0に変化。


②10代:男性

主訴:左膝の痛み

サッカーのクラブチームに在籍し、練習中に左膝に痛みを感じるとの事。施術日の夜に試合が有り出場したいとの事により来院。走ってる時とジャンプの着地時に痛みが強く出るとの事。施術前にジャンプをしてもらい痛みを確認。主に2箇所に痛みを感じるとの事により直接緩消法を5分施術。片足ジャンプをしてもらい痛みが半減した事を確認し、腰部に緩消法を実施。再度片足ジャンプをしてもらい痛みの消失を確認。


③30代:女性

主訴:左腰の痛み

昨日の仕事が終わってから左腰に痛みが有り、起床後に痛みが強くなっていた事により来院。痛みの部位と動作確認したところ、歩き出した時の左足を持ち上げる動作で痛みがあるとの事。自転車乗るのも辛いとの事。腰部に緩消法の施述を5分した後に痛みの確認をしてもらったところ、10の痛みが5に変化。引き続き10分腰部に緩消法の施述を行い足を持ち上げた痛みは消失しました。


④40代:女性

主訴:右手に力が入らない

1ヶ月前ぐらいから、右手に力が入らない感じだったが、徐々に症状が強くなってきたとの事。右手を触ってみたところ、左手に比べて冷たさが強く、血行不良を疑い、右鎖骨付近の筋肉が硬かったので緩消法を2分程度行ったところ、徐々に熱感が出てきた。症状を確認してもらったところ10が4に変化。前腕部の筋肉の緊張にかけて緩消法行い、1まで症状が改善。


⑤10代:女性

主訴:右肩の痛みと痺れ

バスケットボール部に所属。昨日の夜から右肩に痛みと痺れがあり、眠れなかったとの事。朝起きても症状に変化が無く知り合いの紹介で母親に連れられて来院。腕を動かさなくても痛みが有るとの事でしたので、痛みのある部位を指一本で教えてもらい、痛みがある部位に直接緩消法を3回施術。痛みと痺れが無くなり楽になったとの事。ふくらはぎの浮腫みも気になるとの事でしたので、肩の痛み・ふくらはぎの浮腫みと腰の筋肉の関係を説明し、腰の筋肉を軟らかくする事を勧めました。


⑥30代:女性

主訴:頚肩コリ・後頭部の頭痛

肩こりを強く感じていて、常に重怠いとの事。後頭部あたりに頭痛が有るとの事。左右差はあまり無いとの事でしたが、若干左の方が気になっているとの事により指1本で辛い箇所を教えてもらい、直接患部に緩消法を施術。左肩と左頚の施術後に確認してもらったところ、左側が軽くなったとの事。その後右側も同じように辛い箇所を教えて頂き緩消法を施術。左右合わせて5分の施術後に来店時の辛さを10に置き換えてもらい現在の辛さが2に変化した事を確認。朝、起床時に全身が怠い事や肩コリなどの原因が腰にある事を伝え、腰に緩消法を施術。


⑦20代:男性

主訴:左手小指の突き指

来院2日前に所属している社会人サッカーチームの練習中に左手小指を突き指したとの事。特に昨日は腫れ痛みが強く、手を握れない状況。当日は昨日よりかは痛みが軽くなってはいるが、指を曲げることは辛く痛みもあるとの事。即効緩消法の突き指のポイント箇所に緩消法を行い指を動かしてもらったところ、動かせる様になってきたとの事。その後も緩消法を続け、手を痛みなく握れるところまで変化。


⑧70代:女性

主訴:右膝の痛み

椅子から立ち上がる時や歩いている時に右膝に痛みがあるとの事。痛みがある箇所を指一本で教えてもらい、痛みがある部位に直接緩消法を施術。椅子から立ってもらい歩いてもらい痛みを確認してもらったところ、10あった痛みが3に変化したとの事。再度痛みを感じている場所を教えてもらい直接緩消法を施述し痛みの確認をしてもらったところ0になったとの事。膝の痛みと腰の筋肉の関係を説明し、腰の筋肉を軟らかくする事を説明し、骨粗鬆症の薬を2年間服用しているとの事なので、腰痛アカデミーを案内し、ご自身でやり方を覚えて頂いて腰の筋肉を軟らかくする事を勧めました。


⑨50代:女性

主訴:左母指球の強張り

1ヶ月前ぐらいから左母指球に強張りを感じる様になったとの事。特に強張りを感じる所を聞き、直接幹部に緩消法を1分施術。強張り感が軽くなり手を握りやすくなったとの事。前腕部の緊張箇所に緩消法を施した結果、10が3に変化したとの事。今は感じていないが、たまに冷えたり痺れたりしたとの事により、左鎖骨窩に緩消法を施し、1に変化したとの事。


⑩50代:女性

主訴:右股関節の痛み

階段の降りる時や靴下を履く時、靴を履く時などに痛みがあるとの事。整形外科でレントゲンを撮ったが異常は無く、しばらく様子を見ましょうと言われたが、痛みに何も変化なく来院。痛みの出ている部位を確認し、患部に直接緩消法を2分程度行い症状を確認してもらい痛みが無くなったとの事。その後、根本原因は腰にある事を伝え、腰部に緩消法を行い腰痛アカデミーを案内しました。帰宅時、靴を履く時に痛みが無いと喜んで帰って行かれました。